姉妹都市 和気町 (岡山県)

更新日:2023年08月30日

概要

人口 約1万4千人

面積 144.23平方キロメートル 和気町は岡山県の東南部に位置し、吉備高原から連なる、標高200~400mの山々に囲まれた自然豊かな町です。

南北に県三大河川の吉井川が貫流し、支流沿いの平野部には農地が広がり、水稲や野菜、果物などの農作物の生産が行われています。

また、吉井川に沿うように片鉄ロマン街道(サイクリング・ウオーキングロード)が縦断し、沿線に市街地が形成されています。

※外部サイトとなります

和気の地名のいわれ

和気氏(和気清麻呂ら)の発祥の地および和気氏の発展に関連したとする説があります。

交流のきっかけ

古い歴史と貴重な文化遺産に恵まれている点と奈良時代から平安時代への転換期に大きな役割を果たした和気清麻呂公と宇佐神宮という深い縁により姉妹都市が締結されました。

最近の主な交流

「第35回和文字焼きまつり」宇佐市特産品PR(令和5年8月16日)

コロナ禍によって、4年ぶりの開催となった和文字焼きまつりにご招待いただき、焼酎の水割・炭酸割試飲や院内産ゆずを使用したお菓子などをPRしました。

また、お祭りの前には和気町長を表敬訪問し、コロナ禍で交流が途絶えていたことを感じさせない、固い絆を再確認することができました。

点火された和文字
花火と和文字
ブースの様子
表敬訪問の様子

「第33回和文字焼きまつり」宇佐市特産品PR (令和元年8月16日)

和気町で行われた和文字焼きまつりにおいて、宇佐からあげ販売や焼酎の炭酸割試飲を行い、宇佐市の観光や特産品をPRしました。多くのお客様にお越しいただき、宇佐の味を楽しんでいました。

ブース対応様子
宇佐からあげにできる行列
会場(舞台)の様子

「葡萄酒まつり2017和気町ブース開設」(平成29年9月9日、10日)

宇佐市安心院町で行われた葡萄酒まつり2017で、和気町の特産品や観光PRを行いました。果物が有名な和気町の「ジャム」や「りんご」等はすぐに完売していました。

和気ワイン
和気ワイン2
和気ワイン3

「防災コミュニティ先進地視察研修」(平成27年2月18日)

宇佐市内の自主防災組織会長4名、市職員3名が和気町を訪れ、和気町の働(かせぎ)地区で行われている防災活動に関する研修を行いました。防災に対する知識の普及や、防災訓練、防災資機材等備蓄など、様々な活動に関する先進地の事例を学びました。

研修の様子
現地視察
避難箇所

「和気町『助け合いのまちづくり事業』研修」(平成23年3月4日)

宇佐市の各地区のまちづくり協議会、市職員計7名が和気町を訪れ、両市町のまちづくり協議会住民による意見交換会を行いました。

みどころ・特産品

自然

長楽の滝
吉井川沿いにある山の急斜面を落下する滝です。上流は迫力のある急流の滝が続き、下流は比較的穏やかな落差が小さい滝が数個あり、多くの滝が連続しています。

藤公園
和気町藤野にある藤公園は、日本一を誇る約100種の藤が全国から集められており、様々な藤を見ることができます。
また藤棚は総延長が500メートルあり、その下は通路となっていて藤を仰ぎながら散策することができます。
花が満開となる時期には、長く房を垂れ重なりあって開いた藤は紫色の煙る雨のようにも見え、見る人を引き込む幻想的な美しさを持っています。

岡山県自然保護センター
100haのフィールドには、日本一の飼育数を誇るタンチョウ飼育施設をはじめ、湿生植物園、野鳥観察施設や自然保護の心を理解してもらうことを目的としたセンター棟があります。

かしらの森
宇佐八幡宮をとりまくこんもりとした社叢(約2500平方メートル)で、昭和54年3月、岡山県郷土記念物に指定されました。ヤブツバキ・アラカシ・クズノック・モッコクなどの巨木、高木、低木約15樹種が植生し、これらの中には数百年の樹齢を数える巨樹老木も見つかり、岡山県下でも歴史の古い社叢の一つです。また、冬にはヒヨドリ・ツグミなどの渡り鳥が、春秋には小鳥たちが木の実を求めにやってくるところで、常緑広葉樹の森は四季を通じて楽しめます。

長楽滝
藤公園
自然保護センターのタンチョウ

史跡・名所

矢田穴観音
観音山中腹の厳窟内に観世音の厨子が安置されています。日蓮宗不受不施派は禁教法度の前に、この観音様を隠れ蓑に、表面上は他宗の檀家となりながら心中不受不施の道念を堅持しました。

和気観音堂
「本和気の穴観音」といわれ、男女の縁結び・夫婦和合の神(仏)様として尊崇されてきました。また大正7年に和気郡八十八ヶ所の三十六番札所に選定され、「穴観音に入る」ということから入学、入社試験の合格祈願の参詣も多くなりました。

宇佐八幡宮
大王山の山麓にある宇佐八幡宮は社殿が小さな古墳の上にあり、宝亀年間(8世紀末)の勧請にかかる由緒あるものです。

題目岩
大阪の商人、田中佐平次氏が地元の仲介で大正3年に永代供養と社会平和を願って造り、本成寺へ寄進したものです。和気富士南面山麓の自然岩に刻まれた日本一の「南無妙法蓮華経」の題目岩。すぐ隣には同じく自然岩に刻まれた「蚕霊之碑」があります。

矢田穴観音
宇佐八幡宮
題目岩

行事

藤まつり4月下旬~5月中旬頃の花が見頃になる時期に、藤公園では「清麻呂の里 藤まつり」が開催されます。まつり期間中は園内外にたくさんのお店が立ち、様々なイベントが行われます。また、夜には公園内の藤がライトアップされ、昼間とは違った幻想的な景色を楽しむことができます。

和文字焼きまつり
毎年8月16日午後8時に行われる炎の祭典。和気町の観音山に「和」の火文字が点火されます。同日同時刻に行われる京都の大文字焼きの「大」の文字と合わせて「大和(やまと)」を表します。
和文字の点火前には、会場の照明は屋台も含めてすべて消され、夏の夜の闇の中、「和」の文字が少しずつ現れていきます。それは厳かな儀式のようでもあり、にぎやかな会場もこのときばかりは静まり返ります。
「和」の文字が完全に浮かび上がると、今度は千発を超える花火が夜空に打ち上げられ、祭りは最高潮に達します。

藤祭り
和文字焼きまつり

人物

和気清麻呂
清麻呂は称徳天皇の使者として八幡宮に参宮し、大神の神託を朝廷に持ち帰り報告しました。しかしその報告は称徳天皇が期待していたものではなく、怒った称徳天皇は清麻呂を左遷させてしまいました。称徳天皇の死後、光仁天皇により従五位下に復位し播磨・豊前の国司を歴任しました。
その後も清麻呂は桓武朝で実務官僚として重用され高官となり、平安遷都の建設に進言して自ら造営大夫として尽力しました。

和気清麻呂像

特産品

スモモ
和気町はスモモの特産地として全国的に知られています。夏にはたわわに実った甘酸っぱい果実が観光客を迎えています。

くだものワイン
イチジクやスモモ、リンゴなどの珍しいワインを作っています。フルーティーで女性に人気です!

くだものジャム
スモモをはじめ、サクランボ・リンゴ・イチジク・ブドウなど、様々なジャムがあります。

すももジャム
りんごジャム
白桃ジャム
すももワイン

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