高潮ハザードマップ

更新日:2022年04月13日

  令和3年6月に、大分県が高潮浸水想定区域等が公表されたことに伴い、高潮ハザードマップを作成しました。
  ご自身の居住地域や職場等の災害リスクを確認し、災害へ備えましょう!

※新規ウィンドウで表示されます。

宇佐市高潮ハザードマップ

ご使用上の注意事項

・このマップは、過去最大規模の昭和9年室戸台風と昭和34年伊勢湾台風規模の台風が襲来し満潮と重なった場合の高潮を想定しています。

・このマップで示している浸水想定区域以外でも浸水する可能性があります。また、実際の浸水深は想定最大浸水深よりも深くなる場合があります。

天津・高家・八幡・四日市北校区

柳ヶ浦・長洲・駅館校区

和間・北馬城・封戸校区

高潮のメカニズム

1.高潮が発生する仕組み

高潮とは、台風や発達した低気圧の接近により、海面が異常に高くなる現象です。高潮が発生するとその高い潮位と波浪・強風により、海水が堤防を越えるようになり、沿岸部が浸水する可能性が高くなります。
また、高潮が発生している海域に流れ込む河川があれば、高い潮位や波浪により河川の流れが阻害されます。そのため、川沿いで氾濫が発生し、海岸から離れた内陸部にまで被害を及ぼすこともあります。

吸い上げ効果

吸い上げ効果イメージ図

吸い上げ効果イメージ図

台風や発達した低気圧の中心が接近すると、中心付近の気圧低下し、海面が吸い上げられて上昇します。気圧が1hPa低下すると海面は1cm上昇します。
例えば、950hPaの台風が接近すると、1000hPaだった時より50cm海面が上昇します。

吹き寄せ効果

吹き寄せ効果

吹き寄せ効果イメージ図

台風による強い風が沖から海岸に向かって長時間吹き続けると海水が海岸に吹き寄せられ、海岸付近の海面が異常に上昇します。吹き寄せ効果は風速や海岸の状況により大きく異なり、V字型の湾の奥ほど高くなります。

2.高潮で気を付けるべきこと

高潮発生時は、安全な高台へ避難することが原則ですが、外に出ない方が安全な場合もあります。大事なのは、その場所の想定される浸水の深さなどを事前に調べ、どのような避難行動をとるか決めておくことです。平屋建てやマンションの1階に住んでいる方は、浸水の高さが2mを超えると避難は必須です。生命に危険が及ぶかどうかは、高潮による浸水深によって大きく異なります。

あなたの自宅は高潮の浸水想定区域に入っていますか?浸水は何mですか?命を守る最善の行動は事前の備えから始まっています。

3.高潮注意報・警報の基準となる潮位

高潮注意報 : 潮位2.1m

高潮警報 : 潮位3.1m

高潮特別警報 : 数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により高潮となると予想される場合

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課 防災係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階

電話番号:0978-27-8111
ファックス:0978-27-8234

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