三和酒類株式会社と防災協定を結びました
災害時における物資集積拠点施設
平成26年5月9日(金曜日)、市役所において、災害時における物資集積拠点施設としての利用に関する協定が結ばれました。
東日本大震災などの大規模災害の検証によると、被災市町村に物資集積拠点となる施設が無いと全国から送られてくる大量の救援・支援物資の取扱いは混乱をきたし、被災地・避難者のニーズに応じた適時適切な供給ができなかったといわれています
このような検証を踏まえ、大規模災害時において効果的に対応するためには「災害物資集積拠点施設の整備」が必要であると強く認識されています。
住民の避難生活などの早期安定を図るためにはライフラインの復旧や救援・支援物資等の迅速な供給が必要となります。
企業や他市町村からの大量の支援物資などを、円滑かつ迅速に、避難所や被災者に供給していくためには、物資集積拠点施設で、物資の入出庫や在庫管理・配送に至る一貫した物流体制を、構築することが重要となります。
三和酒類株式会社様が所有する拝田工場(製品倉庫)は、敷地面積が約57,000平方メートル、建物延床面積が約5,600平方メートルと拠点施設として十分な面積があります。位置的要件としては、市のほぼ中心部の高台にあり、浸水する可能性はないものと考えられます。交通アクセスについては、アクセス道路は複数あり、宇佐ICにも近く孤立する可能性も低くいものと考えられます。
また、製品倉庫のため、物資集積施設としての設備・機能(物資保管・選別用スペース・フォークリフト・輸送車輛用通路)も十分備えているので、災害時に円滑な物流体制を構築することができ、住民の避難生活などの早期安定に、有効性および実行性があり、防災対応上重要な施設になります。
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更新日:2020年04月01日