出光の土砂災害
出光大災害について
概要:昭和18年9月に発生した台風26号は、県下各地に大豪雨をもたらし、河川の氾濫、堤防の決壊、山崩れなど空前の大災害を引き起こしました。その際、宇佐市の旧北馬城村出光地区では、集落の山が斜面幅約50m、高さ約100mに渡って流出。住宅8戸が巻き込まれ、29人もの尊い命が奪われる大きな被害が生じました。
※出典及び参考
・北馬城の昔を訪ねて(「北馬城の昔をたずねる会」平成12年9月発行)
・大分県災害データアーカイブ
・地元住民の話
大分県災害データアーカイブ(【昭和18年9月台風第26号】宇佐郡北馬城村出光)
自然災害伝承碑への登録について
過去に惨憺な災害があったことを風化させないように、また災害が激甚・大規模化している現代において、防災・減災対策及び防災意識向上のため、当該石碑が、国土地理院の「自然災害伝承碑」に登録されました。
「出光大災害から80年」慰霊式典が執り行われました
令和5年9月20日(火曜日)に宇佐市大字出光の八坂神社にて「出光大災害から80年」慰霊式典が執り行われました。この式典には約40人の地元住民や遺族の方々が出席し、過去に出光を襲った土砂災害の犠牲になられた方々へ黙とうをささげ哀悼の意を表すとともに、この災害を風化させないため制作した伝承碑の除幕が行われました。
式典の様子
記念植樹の様子
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更新日:2024年01月16日