令和7年6月の給食

担担麺は、中国の料理で、ピリッとしたからさとごまのコクが特徴のめん料理です。スープにはひき肉や野菜が入り、栄養もたっぷりです。少し辛みがありますが、食欲が出る味付けになっています。ごまには、元気のもとになる栄養が含まれています。よく噛んで、味わいながらいただきましょう。

ぶたすきは豚肉とたっぷりの野菜を、煮込んだ料理です。すき焼き風の味付けでごはんが進みます。一品で豚肉と野菜をたくさん食べることができるので、バランスもよいです。夏に向けて、食べ物から体力をつけましょう。

ナンは、インドなどで食 べられている、もちもちとした食感 のパンです。小麦粉 を使 って作 られ、カレーと一緒 に食 べることが多 いです。今日 は、ドライカレーに合 わせています。ドライカレーをナンにのせていただきましょう。

吉野汁は、だしのきいた汁に片栗粉を加え、とろみをつけたやさしい味の汁物です。「吉野」とは、片栗粉でとろみをつける料理につけられる名前で、あたたかく体がほっとする味わいです。

6日は梅の日です。この日は室町時代の1545年、京都の賀茂神社で行われた神事に梅が献上されたことに由来しています。当時、日照り続きで作物が育たず困っていた際、梅を奉納して祈ると雨が振り、五穀豊穣をもたらしたと伝えられています。

とりめしは、大分県の郷土料理で鶏肉やごぼうなどを入れて炊込んだ、風味豊かな料理です。しょうゆや砂糖で甘辛く味付けされていて、家庭でも行事の時などによく作られます。大分で昔から愛された味です。味わっていただきましょう。

ぶたのしょうが焼きは、豚肉としょうがとしょうゆ、みりんなどで味付けした料理です。しょうがの香りで食欲がアップし、ごはんが進む人気のメニューです。しょうがには、体を温める働きもあり、元気に過ごしたいときに大切にしたい食材です。

手作りグラタンはホワイトソースから手作りし、具材と合わせてオーブンで焼き上げています。中にはマカロニや鶏肉、野菜などが入り、栄養のバランスもばっちりです。手間ひまをかけて作られたからこそ感じられる、美味しさがあります。味わっていただきましょう。

ハヤシライスは、明治時代に日本で生まれた洋風の料理です。外国の料理をもとに、日本人の口にあうように工夫されました。コクのある優しい味で、人気の高いメニューです。ごはんと一緒に、よく噛むことを意識していただきましょう。

筑前煮は、福岡県の郷土料理で、ごぼう、にんじん、こんにゃく、鶏肉などをじっくり煮た料理です。「がめ煮」とも呼ばれ、行事やお祝いの場で食べられてきました。給食センターの大きな鍋で煮込んだ筑前煮は美味しさも倍増です。よく噛んでいただきましょう。

今日のイワシは骨ごと食べることができます。骨ごと食べることによって、カルシウムやビタミンDなどのじょうぶな骨をつくるのに大切な栄養素も一緒に摂ることができます。また体に大切な油も豊富に含まれています。小さい魚ですが、元気な体をつくる力をもったすごい魚です。

バンサンスーは、中国の料理をもとにした、春雨と野菜を使ったさっぱりとした和え物です。「リャンバンサンスー」という冷たい料理のスタイルから来ています。春雨にはエネルギーのもとになる炭水化物が、野菜にはビタミンや食物せんいが含まれています。よく噛んで、さわやかな味を楽しみましょう。

トマトは今の時期が一番おいしく食べることができます。トマトには、体の調子をととのえるビタミンCや、リコピンという成分が含まれています。リコピンには、体の中を元気にしてくれる働きがあります。夏が旬の野菜で、日差しの強い季節にぴったりです。季節の野菜を味わいながら、元気に過ごしましょう。

干ししいたけと豚肉の炒め物は、豚肉や干ししいたけ、ピーマン、たけのこを使って炒めた料理です。干ししいたけは、生しいたけを干して水分を抜いたものです。しいたけのうま味がぎゅっと詰まった干ししいたけは炒め物にすると美味しさが倍増します。ごはんと一緒にいただきましょう。

よく噛んで食べることは、とても大切です。噛むことで、食べ物が細かくなり、胃や腸で消化しやすくなります。また、食べすぎを防いだりする良い働きもあります。1口30回を目安に、ゆっくり噛んで食べましょう。今日のフルーツ白玉の白玉は特によく噛んで食べましょう。

だんご汁は、小麦粉で作っただんごをのばして、みそ汁の中に入れた大分県の郷土料理です。もちもちとしただんごと野菜のうま味が汁にしみこんで、体が温まります。昔から家庭で親しまれてきた料理です。心もホッとする味わいです。ふるさとの味を感じながら、おいしくいただきましょう。

豚じゃがは、豚肉とじゃがいも、にんじん、たまねぎなどを煮込んだ、煮物です。じゃがいもには、エネルギーのもとになるでん粉やビタミンCが含まれていて、元気な体づくりを助けてくれます。豚肉のうま味と野菜の甘みが合わさった、ごはんによく合うおかずです。よく噛んでいただきましょう。

アラビアータは、イタリアのパスタ料理のひとつで、トマトソースにとうがらしを入れて、ピリッとした辛さを効かせたメニューです。「アラビアータ」という名前には、「怒りん坊」という意味があり、赤くて辛いソースの様子から名付けられました。今日は辛さを控えめにしています。

ユーリンチーは、中国の料理で、カリッと揚げた鶏肉に、ねぎやしょうが、しょうゆなどで作った特製のたれをかけた料理です。香ばしい鶏肉と、さっぱりしたたれの組み合わせが食欲をそそります。ねぎやしょうがには体を元気にしてくれるはたらきがあります。ごはんによく合う味付けで、人気のメニューです。

ジャンバラヤは、アメリカの南部で生まれた料理で、お米とお肉、野菜をスパイスで味付けして炒めたごはん料理です。見た目もカラフルで、いろいろいな食材のうま味がぎゅっとつまっています。スパイスの香りが食欲をそそり、ごはんがどんどん進みます。外国の料理に触れながら、楽しくおいしくいただきましょう。

地粉うどんは、宇佐でとれた小麦粉（地粉）を使って作られたうどんです。地元の食材を使うことで、食べ物の大切さや作ってくれる人への感謝の気持ちを知ることができます。今日はふるさと給食でおたよりもあるので、見てくださいね。地粉ならではの風味やもちもちした食感が楽しめるのも手作りならではの良さです。