小学校麦刈体験(麦の学校)
事業の趣旨
市では、次代を担う子供達を対象として、麦の生産から調理までの各体験を通じて農業の魅力や食の大切さを学んでもらうため、「麦の学校」を毎年開催しています。
柳ヶ浦小学校 麦刈り体験
令和7年6月4日(水曜日)に柳ヶ浦小学校の5年生41名が麦刈りを体験しました。
まず教室で、麦の種類や、種まきから刈り取りまでの流れをクイズを交えながら勉強。その後、実際に圃場へ向かいました。
麦刈り体験では、最初は戸惑っていた子どもたちも、次第に慣れてコツをつかみ、最後まで夢中になって麦を刈っていました。今回は、麦焼酎などの原料となる「ニシノホシ」という品種の大麦を刈りました。
講師への質問コーナーでは、「麦を育てる中で気をつけていることは?」「この辺りではどんな麦がとれますか?」などたくさんの疑問点を投げかけ、積極的に活動してくれました。
体験の最後には、実際に麦刈りに使われるコンバインに乗せてもらい、子どもたちは、目を輝かせながら機械の大きさや仕組みに興味津々の様子でした。普段見ることのない農業機械に触れられたことも貴重な学びとなったようです。


糸口小学校 麦刈り体験
令和7年6月18日(水曜日)に糸口小学校5年生18名が麦刈りを体験しました。
今回刈りとった麦は、「ミナミノカオリ」という品種の小麦で、パンなどの原料として使われているものです。
圃場に到着後、初めて目にする麦畑や鎌に少し緊張した様子も見られましたが、いざ作業が始まるとすぐに慣れ、楽しそうに麦を刈っていました。
「お米と麦はどう違うの?」「刈った麦はこのあとどうやって粉になるの?」といった質問もあり、自分たちが刈った麦がどんなふうに加工されるのかに興味を持ちながら取り組む様子がうかがえました。
また、「お母さんに見せる!」「飾りたい!」と話しながら、自分で刈った麦を大切そうに持ち帰る姿も印象的でした。
糸口小学校では、秋に小麦を使った調理体験を行う予定です。


本体験を通じて、子どもたちは、農業の大変さや農産物の生産に触れたことと思います。これからも食べ物のありがたみや、作ってくれる人への感謝の気持ちを持ち続けて欲しいものです。
麦刈りの実施にあたり、地元農業者並びに学校関係者のご理解・ご協力ありがとうございました。
今後は、地元企業の工場見学や調理体験などを予定しています。
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更新日:2025年07月16日