特産黒大豆「クロダマル・フライビーンズ」のレシピを宇佐産業科学高校の生徒さんが考案してくれました!
宇佐産業科学高校の生徒さんが宇佐特産の黒大豆「クロダマル」を油で揚げる料理「クロダマル・フライビーンズ」のレシピを考案してくれました!
クロダマルをより手軽に調理できるレシピです。
おかずに、おつまみに、おやつに・・ご家庭の食卓や飲食店のメニューなど、ぜひご活用ください。
クロダマル・フライビーンズの取組経緯
市では、特産品である黒大豆「クロダマル」の新しいレシピ・メニューを模索する中で、調理時間が短く、また宇佐を代表するグルメ「うさからあげ」とも親和性のある、豆を油で揚げる「フライビーンズ」に着目しました。
通常、クロダマルの調理は、一晩水に浸したのち、煮る・蒸すなどの加熱調理に数時間かかってしまいます。加熱に圧力鍋を使うことで時短できますが、お持ちでないご家庭もあり、少しハードルが高くなります。
今回取り上げる「フライビーンズ」は、油で揚げることで、加熱調理が数分程度で終わる、非常に手軽な調理法ではないかと考えられました。
そこで、クロダマルを校内で栽培・加工・調理するほか、クロダマル体験イベントに参加したり、クロダマル特産品アイデアコンテストに出品されるなど、これまで積極的にクロダマルに取り組んでくださっている宇佐産業科学高校に「宇佐クロダマル・フライビーンズ」の試作・レシピ考案を依頼しました。
フライビーンズの試作
宇佐産業科学高校2年生(令和2年度)グリーン環境課の弦本君、上田君、櫛松くんの3人が以下の内容で試作・試食を行いました。
・具材となるクロダマルの生豆(そのままの豆)と半日水で戻したものの二つを用意。
・油を温め、それぞれ揚げる。
・揚げたのち塩をまぶして試食。食感や味を確認。
・アレンジとして、塩の代わりに、学校で制作したトマトとモモのパウダーを使う。
油を熱する
揚げる
素揚げ
水に浸して揚げたもの
トマトとモモのパウダー
試食
試作の結果
・素揚げのものは美味しかったが、硬いので食べにくさがある。好みが分かれる。
・水に浸して揚げたものは素揚げに比べて少し柔らかく、食べやすく美味しかった。
冷めると若干固くなり、味も少し落ちる。
・トマトとモモのパウダーをまぶしたものは塩をまぶしたものに比べていまいちだった。
フライビーンズの今後について
・生徒さんが試作した結果、課題はありつつも、美味しく調理できたとのことでした。
今回の試作レシピは市のHP「宇佐クロダマルレシピ集」に掲載しましたので、多くの方にご活用いただければ幸いです。
・宇佐のグルメ「うさからあげ」のように片栗粉をまぶしたり、味付けしたり、煮る蒸すなどしてから揚げるなど、まだまだアレンジが考えれられるので、多くの方にチャレンジしていただければと思います。
今回考案されたレシピ
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更新日:2021年03月04日