【開催中】健康チャレンジクイズ~歯と口の健康編~
先日公開した健康チャレンジクイズにつきまして、クイズに回答できず、大変ご迷惑をおかけしました。

6月5日(木曜日)~6月15日(日曜日)の間に、このページを読んで下記クイズに参加していただくと、正解した方の中から抽選で5名様に電動歯ブラシが当たります!商品のお届けは7月下旬を予定しています。ぜひ、ご一読ください。
歯周病ってどんな病気?
歯周病は、口の中に溜まった細菌の塊(プラーク)によって引き起こされる感染症です。プラークによって歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまいます。
日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病となっており、特に55歳以降では、歯を抜くに至った原因の40%以上を歯周病が占めています。

「歯周病」と「糖尿病」の関係を知っていますか?
令和5年度の宇佐市国民健康保険における糖尿病の有病率は、県全体と比べて高く、外来医療費は糖尿病によるものが最も多くなっています。
★「歯周病」と「糖尿病」の関係についてよく知り、予防に努めていただきたいです。

歯周病を引き起こす要因
では、どのような状態が歯周病になりやすいのでしょうか?これから紹介する4つの因子が重複すると、歯周病を引き起こしやすい状態になります。
1.微生物因子(歯周病菌)
歯周病の原因となるプラークの中の微生物(歯周病菌)の存在
2.環境因子
喫煙、口の中の清掃不良、プラークの付着量、ストレス、歯に合っていない被せもの、口呼吸など
3.宿主因子
年齢、人種、歯数、糖尿病、歯肉滲出液中の物質、体の免疫機能、遺伝 など
4.悪いかみ合わせ
歯が正しくかみ合っておらず、歯へ強い負担がかかる状態
★特に、口の中の清掃不良に加え、喫煙などの生活習慣、過度のストレス、免疫力の低下などが加わるととても危険です。
歯周病の進行
★歯周病は、「歯肉炎」と「歯周炎」に分けられます。
歯と歯茎の間には、通常1~2mmの隙間があります。プラークが溜まった状態を放置すると、歯茎に炎症が起き、2~3mm程度の隙間(仮性ポケット)ができます。これが「歯肉炎」です。
さらに歯茎の炎症がひどくなり、歯周病菌が歯周組織に侵入すると、「歯周炎(歯槽膿漏)」の状態となります。症状が重くなった場合、歯を支える歯槽骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまうこともあるのです。
歯周病は、初期の段階では、自覚症状が現れにくいと言われています。そのため、気づかぬうちに進行し、歯が抜け落ちてしまう可能性がある怖い病気です!
実際にはどのくらいの人が進行した歯周病なのでしょうか?

出典:厚生労働省 令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要 表 20

出典:宇佐市 令和6年度 歯周疾患検診結果
左上のグラフに示すように、全国の4mm以上の歯周ポケットを持つ、すなわち進行した歯周病を有する方の割合について、45歳以降で40%以上の方が進行した歯周病を有しています。
さらに、宇佐市の4mm以上の歯周ポケットを持つ方は40歳で46.6%、50歳で59.3%、60歳で57.1%であり、全国と比較しても多い傾向にあります。
皆さんの歯は大丈夫でしょうか、下記のセルフチェックや検診で確かめてみませんか?
あなたも歯周病かも!?
もしかしたらあなたも歯周病かもしれません!
思い当たる症状がないか、セルフチェックをしてみましょう。
□ 口臭を指摘された・自分で気になる
□ 朝起きたら口の中がネバネバする
□ 歯磨き後に、毛先に血がついていたり、すすいだ水に血が混じることがある
□ 歯肉が赤く腫れてきた
□ 歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
□ 歯肉を押すと血や濃が出る
□ 歯と歯の間に物が詰まりやすい
□ 歯が浮いたような気がする
□ 歯並びが変わった気がする
□ 歯が揺れている気がする
判定
チェックがない場合
チェックがない場合でも無症状で歯周病が進行することがあるため、1年に1回は歯科検診を受けましょう。
チェックが1~3個の場合
歯周病の可能性があるため、軽度のうちに治療を受けましょう。
チェックが4~5個の場合
中等度以上に歯周病が進行している可能性があります。早期に歯周病の治療を受けましょう。
チェックが6個以上の場合
歯周病が進行している可能性があります。早期に歯周病の治療を受けましょう。
今年度 40歳・50歳・60歳の方は歯周疾患検診が無料です!

このようなハガキが届いた方は、4000円程度の歯周疾患検診を無料で受けることができる10年に一度のチャンスです。特に、今年度60歳になる方はこれが最後のチャンスです。
受診有効期間は令和8年2月28日までです。まだお済みでない方は、この機会にぜひ、お口の健康を見直してみてみませんか?
詳しい内容は、下記リンクからご確認ください。
最後に歯周病の予防方法を知っておきましょう!
歯周病は感染症であるとともに、生活習慣病ともいわれています。
感染の原因となる歯垢を取り除く歯みがきや食生活を見直し、全身の病気にもつながる恐れのある歯周病を予防しましょう!
予防方法1.プラークコントロール(歯周病菌をできるだけ減らすこと)
・歯ブラシが歯と歯ぐきの間に届くように気をつけ、細かく動かして歯垢を落とす
・歯ブラシは、ヘッドが小さめである程度の固さがあるものを選ぶ
・歯ブラシの届きにくい部分の歯垢を落とすため、デンタルブラシや歯間ブラシを併用する
・定期的な歯科医院でのチェック(歯垢の除去やブラッシング指導)
予防方法2.正しい生活習慣
・栄養バランスのとれた規則正しい食事をとる
・アルコールやたばこは控える(禁煙が望ましい)
・十分な睡眠をとり、疲れやストレスをためない生活を送る
健康チャレンジクイズはこちらから
下記リンクから、クイズにご参加ください。
クイズ実施期間:令和7年6月5日(木曜日)~令和7年6月15日(日曜日)
この記事に関するお問い合わせ先
健康課 健康増進係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎1階
電話番号:0978-27-8137
ファックス:0978-27-8227
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更新日:2025年06月05日