宇佐市グリーン活動支援補助金を活用して『落ち葉銀行プロジェクト』を学びました
令和7年2月26日に資源循環活動等を行う団体「みんなのおうち」が、宇佐市グリーン活動支援補助金(地球環境の保全に関わる環境活動等を支援するため、最大5万円を補助)を活用して学習会を開催しました。
「みんなのおうち」では、資源循環の活動を通して、地域を活性化し、子どもたちにとって魅力的な地域にしたいとの思いから学校や事業者、団体等と連携して『落ち葉銀行プロジェクト』に取組んでいます。
今回は、『落ち葉銀行プロジェクト』を宇佐産業科学高校グリーン環境科の生徒と四日市北小学校5年生の児童約40名が学びました。
落ち葉銀行プロジェクトとは
街中ではゴミとして扱われがちな落ち葉。
しかし、その落ち葉を集め腐葉土を作ることで『ゴミ』となる落ち葉が『資源』に生まれ変わります。
その腐葉土を活用して農作物を育て、加工することで、価値の高い商品が生み出されます。
そして、生み出された商品の一部を落ち葉を集めた方たちの元に届けることで、「集めた落ち葉」が「価値の高い商品」になって返ってくることから『落ち葉銀行プロジェクト』と呼んでいます。
「みんなのおうち」では、『落ち葉銀行プロジェクト』を通して、子どもたちの環境保全意識を高めるとともに、人と人との繋がりを生み、地域の環を創出することを目指しています。
学習会の様子
学習会の様子
学習会の様子
配られたクッキー
学習会は、宇佐産業科学高校の生徒が講師となり、四日市北小学校の児童が学ぶ形式で行われました。
宇佐産業科学高校の生徒は腐葉土作りや作物の栽培等で、四日市北小学校の児童は落ち葉集めでプロジェクトに参加していることから、プロジェクト全体を学ぶことで、活動の重要性や身近なゴミが資源となり循環する仕組みを学びました。
そして、学習会の最後には、落ち葉の腐葉土で育てたサツマイモから作られたクッキーが児童に配られました。
今後の活動
「みんなのおうち」では、令和7年度から3年間、公益財団法人九電みらい財団の助成金を受けて『落ち葉銀行プロジェクト』の活動をさらに充実する予定となっています。
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境課 環境保全係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎1階
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更新日:2025年05月26日