国際識字デーと世界自殺予防デー

更新日:2025年08月26日

人権の事を誰でも身近に考えてほしくて、わかりやすいように動画と4コマ漫画にしました。
楽しみながら人権について学んで、心豊かな街宇佐市にしていきましょう。

☆登場人物の名前の由来☆
りんちゃん:隣保館の隣(りん)から名付けました。
けいちゃん:人権啓発の啓(けい)から名付けました。

国際識字デー

世界各国では1967年よりこの日を記念し、政策立案者、実践者及び一般の人々により識字率の高い、公正、平和で持続可能な社会をつくるために識字の重要性を喚起しています。
識字はすべての人の基本的人権です。識字は他の人権や更なる自由、そしてグローバルシチズンシップを享受するための扉を開きます。また、より幅広い知識、技能、価値、態度や行動を身につけるための基盤であり、平等と非差別、法の支配、連帯、正義、多様性及び寛容の尊重に基づく永続的な平和の文化を育み、自分自身や他の人々及び地球との調和的な関係を築きます。しかし、2022年時点において、15歳以上の若者や成人の7人に1人(7億6500万人)が基本的な識字能力を欠いており、加えて何百万人もの子どもたちが最低限の読み書き及び計算能力を身につけるのに苦労し、6歳から18歳までの約2億5000万人が学校に通えていません。 ユネスコHPより

 

日本でも、貧困や差別などの理由で字を学べる機会を奪われた人たちがいます。日本の識字の歩みは、1960年代からです。九州の筑豊で始まった識字運動が、全国婦人集会(現在は、全国女性集会)などを通じて他の地域にも広がっていきました。

字が書けない、読めないことは仕事や日常生活のなかではさまざまな困難と苦痛を生じさせます。日本では識字率が99・8%といわれいますが、部落差別(その中でも特に女性)在日韓国・朝鮮人や障害のある人、中国からの帰国者、外国からの移住者やその家族、不登校の人や無戸籍の人、貧困や虐待などさまざまな理由で学べなかった人、文字の読み書きはできても、その内容の理解・活用ができない人など、識字を必要としている人はいまだ多く存在しています。

文字は人生を豊かなものにする、多くの人々とつながるツールでもあります。誰もが学べる社会を作ること。国の責任で保障されるべき課題です。

世界自殺予防デー

9月10日はWHO(世界保健機関)とIASP(国際自殺予防学会)が共同で定めた「世界自殺予防デー(World Suicide Prevention Day)」です。我が国では、自殺対策基本法において、毎年9月10日から9月16日の1週間を「自殺予防週間」と位置づけ、国と地方公共団体、関係団体等が連携・協働して相談事業・啓発活動を集中的に実施しています。
-政府広報オンラインよりー

眠れない、食欲が出ない、疲れがとれないなど、いつもと違う心身の不調を感じたり、学校や仕事、家族、健康のことなどで不安があったりしていませんか。
そのようなときは、決して一人だけで悩みを抱えず、まずは誰かに話してみてください。
1人じゃない必ず誰かに相談を!!
国際識字デー

国際識字デー

まもろうよ心

まもろうよこころ

この記事に関するお問い合わせ先

人権啓発・部落差別解消推進課 隣保館
〒879-0453 大分県宇佐市大字上田1043番地の1

電話番号:0978-33-1707
ファックス:0978-33-1707

メールフォームによるお問い合わせ

ページに関する評価
このページは参考になりましたか?
このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?