ふつうってなあに?

更新日:2025年01月28日

人権の事を誰でも身近に考えてほしくて、わかりやすいように動画と4コマ漫画にしました。
楽しみながら人権について学んで、心豊かな街宇佐市にしていきましょう。

☆登場人物の名前の由来☆
りんちゃん:隣保館の隣(りん)から名付けました。
けいちゃん:人権啓発の啓(けい)から名付けました。

当たり前、普通、常識

「当たり前」「普通」「常識」とは何でしょう?

それぞれの人が人生を歩んでいく中で様々な体験をし、見て感じたものを自分の「常識」即ち「当たり前」にしているだけではないでしょうか?つまり、どれもそれぞれの価値観自分本位のものなのです。周りの人ができることができなかった。周りができるのは「普通」で、できないのはダメな人間。というレッテルを張るのはマジョリティの人々です。そんな人々も他のことではマイノリティになりうることもあるのです。すべての人が安心した暮らしを確保できるようにするためには、当たり前、普通、常識はいろんな場合があることを考え、それぞれの立場から物事をみれるように、広い視野を持っておく必要があるのではないでしょうか?

金子みすゞ

「みんなちがって、みんないい」が有名ですが、他にも心を動かされる作品がたくさんあります。


『星とたんぽぽ』

青いお空の底ふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼(め)にみえぬ。

見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

 散ってすがれたたんぽぽの、
瓦(かわら)のすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼にみえぬ。

見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。


目に見えるものに固執しがちですが、たとえ見えなくてもその存在はあることを教えてくれる詩です。大切なのは、目に見えないから無い物とするのではなく、昼の星もタンポポの根もそこに存在するのに、そのことを忘れたり、気づかなくなってしまったりしているということです。

見えなくても、自分では気付かなくても差別や偏見は身近にあります。それに気付くことが啓発の第一歩ではないでしょうか?

ふつうってなあに

防災とボランティア週間

みんなちがってみんないい

防災とボランティアの日

この記事に関するお問い合わせ先

人権啓発・部落差別解消推進課 隣保館
〒879-0453 大分県宇佐市大字上田1043番地の1

電話番号:0978-33-1707
ファックス:0978-33-1707

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