特殊詐欺に注意!!
特殊詐欺とは・・・
特殊詐欺とは、
犯人(犯行グループ)が電話やハガキ、封書、メール等で、親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、
現金やキャッシュカードをだまし取ったり(詐欺盗・窃盗)、保険料の払い戻し(還付金)が受け取れるなどと嘘をつき、ATMに誘導し操作させ、犯人の口座に送金させたり、ありもしない架空料金をでっちあげ振込させたり、電子マネー利用権をだまし取ったりするなど、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪の総称で、下記の10類型に分類されております。
特殊詐欺・10分類
1 オレオレ詐欺
家族、親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目に金銭等をだまし取る詐欺。
「傷害事件等示談金」「横領事件等示談金」「痴漢事件等示談金」「サラ金等借金返済」「妊娠中絶費用等」「損失補填金」など、様々な名目でお金をだまし取ろうとします。
2 預貯金詐欺
親族、警察官、銀行協会職員等を装い、あなたの口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換手続きが必要であるなどの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る詐欺。
3 架空料金請求詐欺
未払いの料金があるなど架空の事実を口実とし金銭等をだまし取る詐欺。
ハガキやメール、電話、パソコン画面表示など様々な手段で、「有料サイト利用料金」「名義貸しトラブル等」「情報買取抹消料金等」「訴訟関係費用等」「借金返済・債権回収」などの名目で架空料金をでっちあげ、金銭や電子マネーをだまし取ろうとします。
県内の発生事例としては、利用している携帯電話の会社や●●●ファイナンスサポートセンターを名乗り、携帯電話の番号でメッセージが送ることができるSMS(ショートメール)を利用して、「未払い料金がある」などとメッセージを送り付け、口座に振り込ませようとしたり、電子マネーを購入させ利用権をだまし取る詐欺被害が多発しています。
4 還付金詐欺
税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法の利益を得る詐欺。(電子計算機使用詐欺)
市役所職員や社会福祉協議会職員などの公共機関の職員等を名乗ったりして、「医療費」「「健康保険料」「介護保険料」「社会保険料」「年金」「税金」などの名目で、払い戻し(還付)があるなどと嘘をつき、金銭等をだまし取ろうとします。
県内での発生事例としては、市役所の職員を名乗り、自宅の固定電話に「保険料の払い戻しがある」などと電話をしてきます。犯人は、男の場合もあれば、女の場合もあります。ATMに誘導し、携帯電話で指示通りに操作させ振り込ませようとします。
5 融資保証金詐欺
実際には融資しないにもかかわらず、融資を申し込んできた者に対し、「保証金が必要」などと言い、保証金等の名目で金銭等をだまし取る詐欺。
6 金融商品詐欺
架空又は価値の乏しい未公開株、社債等の有価証券、外国通貨、高価な物品等に関する虚偽の情報を提供し、購入すれば利益が得られるものと誤信させ、その購入名目等で金銭等をだまし取る詐欺。
7 ギャンブル詐欺
不特定多数の者が購入する雑誌に掲載したり、不特定多数の者に対して同内容のメールを送信するなどし、これに応じて連絡して来た被害者に対して会員登録料や情報料等の名目で金銭等をだまし取る詐欺。
代表的なものに「パチンコ必勝法」「競馬必勝法」「宝くじ当選情報」名目での詐欺があります。
8 交際あっせん詐欺
不特定多数の者が購入する雑誌に「異性紹介」等と掲載したり、不特定多数の者に対して「異性紹介」等と記載したメールを送付するなどし、これに応じて異性の紹介等を求めてきた被害者に対して会員登録料金や保証金等の名目で金銭等をだまし取る詐欺。
9 その他の特殊詐欺
上記1~8の類型に該当しない特殊詐欺
最近では、「サポート詐欺」と呼ばれる手口が増えています。
サポート詐欺とは、パソコンやスパートフォンでインターネット閲覧中やアプリ使用中に、画面に突然「ウイルス感染」「違法ログイン」「個人情報流出」などの偽のセキュリティ警告等の画面を表示させたり、警告音を鳴らして混乱させ、画面表示された電話番号に電話をかけさせ、有料のサービス料金を迫る手口。
パソコン等の端末を遠隔操作するソフトウェアやアプリ等をインストールするように誘導されることもあります。振込での支払いだけではなく、電子マネーでの支払いを迫る場合もあります。
このような表示がされても、表示された電話番号には絶対に連絡しない!警告画面が消せない場合は、ブラウザを強制終了するかパソコンを再起動してください。
10 キャッシュカード詐欺盗(窃盗)
警察官や銀行協会、大手百貨店等の職員を名乗り、「キャッシュカードが不正に利用されているので使えないようにする」などと言って、隙を見て本物のキャッシュカード等を偽物にすり替えて盗み取る詐欺盗(窃盗)。
特殊詐欺被害を防ぐには…
家族や知人、警察にすぐに相談しましょう!
令和3年の10月から12月の期間だけでも、還付金詐欺、架空請求詐欺あわせて、約1,700万円近くの被害が発生しています。中には、だまされたまま複数回にわたり振り込んでいる被害者もいます。複数回に及ぶごとに被害金額が多くなります。安易に詐欺被害につながる行為には気を付け、家族や知人、警察にすぐに相談しましょう!宇佐警察署0978-32-2131
特殊詐欺防止機能付き電話機に替えましょう!
お家の固定電話を特殊詐欺を防ぐ機能が付いた電話機に買い替えましょう。着信時に相手方に「これは、特殊詐欺機能が付いた電話機です。」と警告し、通話内容を録音する機能があります。宇佐市では、高齢者のみの世帯が対象となりますが、設置費用の一部助成を行っています。下記リンク先のページを参考にして買い替えをご検討ください。
詐欺グループによる、この動きは今後も継続することが予想されます。善良な市民のお金をだまし取る特殊詐欺の被害を根絶するよう、家族や知人、近隣住民にも注意喚起の呼びかけをお願いします。
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理課 交通防犯係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階
電話番号:0978-27-8112
ファックス:0978-27-8234
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更新日:2022年02月02日