第21回平和のともしび(令和7年8月15日)
8月15日(金曜日)一号掩体壕にて「第21回平和のともしび」が開催されました。
市長は「本日、終戦から80年を迎えました。先の大戦で家族や故郷を愛し、思いながらも命を落とされた戦没者の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げます。今日まで続く私たちの平和と繁栄は、多くの方々の尊い犠牲の上に成り立っていることに改めて強く思いをいたすところです。今、世界に目を向けますと、依然として世界各地で紛争や戦争は後を絶たず、今もなお多くの人々が傷つき、また命を失うなど、世界平和への道のりは未だ遠いことを痛感せざるを得ません。私たちは、このような悲しみの歴史を繰り返すことのないよう戦争を通じて学んだ教訓を次の世代に伝えていく責務があると考えます。本市には、ここ城井1号掩体壕をはじめとして、機銃掃射の痕が残る落下傘整備所や爆弾池など、戦争を肌で感じることのできる戦争遺構が多く残されています。そして、こうした戦争遺構から学ぼうと小中学校の修学旅行や社会見学など、県内外から多くの方々が本市を訪れています。年月が経つにつれて、戦争を体験された方も少なくなってきている中、平和の尊さを未来へと語り継いでいくためにも、物言わぬ戦争遺構や本日このような活動は大切なものと感じているところです。市といたしましても、市内に点在する貴重な戦争遺構を保存することで、皆さんに『平和の大切さや命の尊さ』を見て感じてもらい、平和について考えていただく取組を行ってまいりたいと思います。」とあいさつしました。
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更新日:2025年08月19日