宇佐神宮御鎮座1300年記念「手向山八幡宮御鳳輦里帰り」出発式(令和7年10月26日)

更新日:2025年10月29日

手向山1026
手向山八幡宮1026
御鳳輦里帰り1026

10月26日(日曜日)宇佐神宮、一の鳥居前広場にて、宇佐神宮御鎮座1300年記念「手向山八幡宮御鳳輦里帰り」出発式が行われました。

市長は「本日、奈良の手向山八幡宮より御鳳輦(ごほうれん)が、実に1276年の時を経て、ここ宇佐神宮へ『里帰り』されます。本年、御鎮座1300年を迎えております宇佐神宮にて、『手向山八幡宮御鳳輦里帰り』が行われますこと、その歴史的な重みを感じ、まさに感無量でございます。宇佐市民を代表して心より歓迎申し上げます。

皆様、ご案内のとおり、困難を極めた奈良・東大寺の大仏建立は、八幡大神のお陰をもって完成に至ったとされており、八幡大神のご加護を末永く賜りたいという願いから、ここ宇佐の地から奈良へと勧請(かんじょう)されました。以来、手向山八幡宮から奈良の地を守って、今日を迎えられております。

749年に手向山八幡宮が建立されて以来、これほど大きな規模でのご還幸(かんこう)は、今回が初めてのことであり、1276年の時を経て、ここ宇佐へお迎えできますことは、歴史が一巡し、時代がひとつの円環を描いた証でありましょう。この特別な日を、皆様とともに迎えられましたことは、本市にとりましても誠に栄誉なことでもあります。

本日は、奈良市から多くの担ぎ手の皆様とともに、手向山八幡宮の上司延禮(かみつかさのぶひろ)宮司、東大寺より元別当(もとべっとう)狭川普文(さがわふもん)長老をはじめとしまして、関係各位にご臨席賜っております。さらに、姉妹友好都市からは、奈良県奈良市観光経済部長 栗山稔(くりやまみのる)様、さらには和気清麻呂公ゆかりの岡山県和気町から太田啓補(おおたけいすけ)町長にもご参加いただいております。遠路はるばるお越しいただきました皆様に、宇佐市民一同、心より感謝申し上げます。

大いなる営みに立ち会えるこの瞬間は、まさにご神意と人の縁が結ぶ、奇跡のような時でございます。本日のこのご縁を契機として、宇佐と奈良、そして和気町との歴史的な絆がより確かなものとなり、今後の文化・交流の歩みがさらに深まることを確信しております。」とあいさつしました。

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