宇佐神宮御鎮座1300年記念「古代宇佐時代祭」出発式（令和7年10月26日）

10月26日（日曜日）西別院広場にて、宇佐神宮御鎮座1300年記念「古代宇佐時代祭」の出発式が行われました。

市長は「本日は『古代宇佐時代祭』にご参加いただいておられる皆様方に心より感謝申し上げますとともに、宇佐市長としてこの記念すべき節目に立ち会えることを大変、光栄に存じております。

1300年もの長い歴史を持つ宇佐神宮は、八幡神を祀る全国の総本宮として、多くの方々の信仰を集め地域の心の拠り所となってまいりました。その豊かな歴史と伝統は、私たちの文化遺産であり、未来へと受け継ぐべき誇りでもあります。

本日の古代宇佐の歴史絵巻行列は、古事記・日本書紀に現れる菟狭津彦（うさつひこ）、菟狭津媛（うさつひめ）をはじめ、奈良時代の英名高き聖武天皇、和気清麻呂公などの絢爛豪華な顔ぶれでございます。

今回の時代行列は、宇佐神宮の歴史の中でも最も輝かしかった奈良時代を再現した行列になっており、過去から現在に至る宇佐の歴史を市民の皆様とともに振り返ってまいりたいと思います。そして、この祭りが、商工会議所をはじめとする地域の皆様の尽力によって、このように盛大に開催されることに敬意を表しますとともに、参加者の皆様方には、宇佐の魅力を再発見していただければ幸いに存じます。私もこの後、皆様の壮麗なる行列の拝見させていただきます。

また、本日は姉妹都市でもあり、宇佐神宮との関係が深い和気清麻呂公の出身の地、岡山県和気町から太田町長を、そして奈良の大仏の建立を縁とする奈良市からは栗山観光経済部長をお招きしております。そして、行列におきまして和気清麻呂公をお引き受けいただきましたのは桑田龍太郎大分県副知事ということで、心から感謝を申し上げます。市といたしましても、この記念行事を通じて宇佐市、奈良市、和気町の未来がさらに豊かで輝かしいものとなるよう、皆様とともに歩み続けてまいりたいと願っております。」とあいさつしました。