宇佐市ぶどうファーマーズスクール修了式・入校式（令和5年9月27日）

9月27日（水曜日）、宇佐市役所多目的ホールにて「宇佐市ぶどうファーマーズスクール修了式・入校式」が行われました。

宇佐市ぶどうファーマーズスクールとは、産地拡大や安心院ぶどうのさらなるブランド化を図ることを目的に、県、JA、安心院ぶどう部会などの関係機関と連携して、ぶどうでの就農に必要な栽培技術や知識を研修するサポート機関です。

修了式ならびに入校式では、研修を修了される藤枝篤史さん（第2期生）と、スクールに入校される萩野綾輔さん、愛さんご夫妻（第4期生）が見えられました。

市長は、「本日は、県北部振興局の神取部長をはじめ、多くの関係者の皆様のご出席を賜り誠にありがとうございます。また、就農コーチの皆様におかれましては、平素より農業の担い手確保および育成にご理解いただき、深く敬意を表するとともに厚く御礼を申し上げます。皆様の絶え間のないご努力により、ぶどうにつきましては今や西日本有数のぶどうの産地として、ワインにつきましてはコンクールで最高賞を複数受賞するなど、その名が全国に知れ渡るまでになりました。一方で、高齢化や後継者不足などにより栽培面積が最盛期の3分の1以下になるなど、ぶどう産地を取り巻く環境は大きく変化しています。本市としましては、新規就農施策の推進や国営緊急農地再編整備事業を通して、次の50年に向けた持続的な農業振興や更なる産地化に努めて参りたいと考えておりますので、引き続き関係各位のご協力をよろしくお願いいたします。さて、第2期研修生の藤枝さんにおかれましては、友田コーチのもとで学んだ知識や技術を活かし、早期に経営が安定されることを願っています。第4期生として入校される萩野さんにおかれましては、2年という限られた期間ではありますが、専任の住本コーチご指導のもと、技術や知識の習得を図っていただくようお願いいたします。研修生の皆さんが、安心院ぶどうの次代を担うリーダーとなることを大いに期待しています。」とあいさつしました。