宇佐市自治会連合会総会市長祝辞（令和5年5月30日）

本日は、令和5年度宇佐市自治会連合会総会が多くの皆様のご出席のもと、盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。
皆様方には、平素より安全・安心なまちづくり、住みよい健康なまちづくり、そして環境整備や美化運動など、様々な地域課題に真摯に取り組んでいただいていますことに敬意を表しますとともに、市政各般にわたりご理解とご協力を賜り、この場をお借りして衷心よりお礼を申し上げます。

そして、先ほど表彰をお受けになられました皆様方に、お祝いを申し上げますとともに、永年にわたり地域住民の福祉の向上、地域の活性化に大きく寄与され、市の発展に多大な貢献をいただき、厚くお礼を申し上げます。

さて、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザと同等の5類へと移行したことにより、今月7日をもって市の新型コロナウイルス感染症対策本部を廃止したところです。皆様方には、3年余りにわたる感染対策にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。しかし、換気や手洗いなど、基本的な感染対策は、引き続き励行していただくようお願いします。ワクチン接種につきましては、高齢者や基礎疾患のある方は引き続き、さらに9月からは5歳以上の全ての方を対象に、重症化防止を目的として自己負担なく接種できますので、希望される方は接種をお願いいたします。

また、今月に入り、日本各地で地震があり、特に石川県能登地方では震度6強の揺れを観測し家屋が倒壊するなど多くの被害が出ております。さらに、今月19日には豊後水道で最大震度4の地震もあり、本市においては人命に関わるような大きな被害は発生しておりませんが、地震や大雨などによる大規模な災害が比較的身近なところで発生しており、私たちを取り巻く災害リスクは年々高まっていると言えます。これから梅雨、台風シーズンを迎えますが、「自助」「共助」「公助」の連携強化で、地域防災力の向上に向けて、引き続き皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

一方、昨年発表されました、移住希望者向け月刊誌『住みたい田舎ベストランキング』では、人口5万人から10万人の部で、本市は子育て世代部門とシニア世代部門で全国1位、若者世代の単身部門で3位となり、総合部門でも2位となりました。これまで「定住満足度日本一、交流満足度日本一のまち」を柱に掲げ、各種施策を展開してきましたものが実を結びつつあります。さらなる飛躍を目指して引き続き取り組んでまいる所存でございます。

結びに、施策の推進、まちづくりなどにおいて、中心的役割を担っていただいているのが自治会ならびに区長の皆様方であり、宇佐市自治会連合会であります。どうか引き続き市の発展のため、皆様方のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、宇佐市自治会連合会の今後ますますの発展と、皆様のご健勝、ご多幸を心からご祈念申し上げ、私のあいさつといたします。

令和5年 5月 30日

宇佐市長 是永 修治