宇佐国東半島および阿蘇・高千穂の魅力公開フォーラム（令和6年1月30日）

1月30日（火曜日）、J:COMホルトホール大分小ホールにて「宇佐国東半島および阿蘇・高千穂の魅力公開フォーラム」が開催され、一般社団法人由布市まちづくり観光局の代表理事の桑野和泉氏による基調講演が行われたのち、4市町の自治体首長などによるパネルディスカッションが行われました。

パネルディスカッションでは、宇佐市の是永修治市長のほか、国東市の松井督治市長、阿蘇市の佐藤義興市長、高千穂町の甲斐宗之町長、大分県信用組合の吉野一彦理事長が出席され、宇佐国東半島および阿蘇・高千穂における「観光戦略」をテーマに討論が進められました。

市長は、「本日は大変ご多忙の中、当協議会が主催する『宇佐国東半島および阿蘇・高千穂の魅力公開フォーラム』に多くの方にご出席をいただき、誠にありがとうございます。大分県内だけでなく、九州各地をはじめ、全国からもご参加いただいており、重ねてお礼申し上げます。さて、新型コロナウイルス感染症も法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ5類に移行し、観光需要は回復、インバウンドの方も戻ってまいりました。全国的には京都など一部の地域では、オーバーツーリズムなどの問題も発生しているとお聞きしております。しかしながら、九州の観光業においては、コロナ前の水準に戻らない地域もあります。また、ゴールデンルートと呼ばれる観光地に比べ、欧米豪の観光客割合が低く、観光客の長期滞在やコンテンツの高付加価値化が課題となっております。こうした中、円安の進行や令和6年度春の『福岡・大分デスティネーションキャンペーン』など、観光業の大躍進のチャンスがやってまいりました。本日はこの機会をしっかりと捉え、広域での観光の受け皿づくりを進める情報収集と地域経済のため、会員以外の観光業などの方にも広く開放し、フォーラムとして開催することとなりました。ぜひ、皆様で情報やノウハウを共有し、宇佐国東半島地域の活性化、ひいては大分県をはじめ九州全域の経済活性化に貢献したいと考えております。」とあいさつしました。