宇佐市消防出初式 式辞(令和6年1月13日)

更新日:2024年01月17日

市長あいさつ
出初式の様子1
出初式の様子2

明けましておめでとうございます。

令和6年の輝かしい新春に、多くのご来賓をお迎えし「宇佐市消防出初式」を盛大に挙行できますことは、誠に光栄であり、厚く御礼申し上げます。

また、消防団員並びに消防職員の皆様方には、平素より市民の生命、身体及び財産を守るため、崇高なる消防精神をもって昼夜を分かたず、消防防災活動にご尽力いただいておられますことに、心より敬意と感謝の意を表します。

さらに、本日、感謝状や表彰状を受賞される皆様におかれましては、これまでのご功労やご功績に対し、心から感謝申し上げますとともに、今後とも、より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。

さて、元日には、最大震度7の能登半島地震が発生し、津波や火災と相まって多くの尊い命が奪われるなど甚大な被害をもたらしております。犠牲になられました方々に心より哀悼の意を表するとともに、被災された皆様方に謹んでお見舞いを申し上げます。また、この瞬間においても、現地で救助活動を行っている消防職団員をはじめとする関係者の皆様へ、深く敬意を表する次第であります。

昨年を振り返ってみますと、7月には本市で初めて線状降水帯が発生し、市内中心部が冠水しました。幸いにも人的被害はありませんでしたが、住宅や商店などが浸水被害を受けるとともに、国道や県道なども一時通行止めになるなど、線状降水帯による豪雨の恐ろしさを改めて思い知らされたところであります。

また、火災につきましては、大規模な火災には至りませんでしたが、建物火災による負傷者が発生しており、引き続き火災予防の啓発等の徹底が課題となっております。

近年、能登半島地震のように日本各地で大規模な災害が相次いでおり、近い将来には南海トラフ巨大地震の発生も危惧されております。このような大災害が発生した場合、可能な限り被害を少なくするとともに、一人の犠牲者もださないという信念に基づいた取組が必要であります。そのためには、地域の防災力を高めていくことが何よりも重要であり、消防防災行政の充実は、私どもに課せられた重要な責務であると考えております。

市としましては、消防団員の士気向上や消防団活動に対する理解を得るため、本年度から年額報酬等の処遇改善に取り組んだほか、計画的な耐震性貯水槽等の整備、消防装備の充実や消防積載車の更新など、防災・減災対策に全力を傾注しているところです。皆様方におかれましては、安全安心の宇佐市づくりのため、より一層のご理解とご協力をお願いいたします。

結びに、宇佐市消防団・消防本部の益々のご発展、並びに本日ご臨席の皆様方のご健勝・ご活躍を心からご祈念申し上げまして、式辞といたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

令和6年1月13日

宇佐市長 是永修治

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