宇佐市戦没者追悼式（令和5年10月24日）

10月24日（火曜日）、ウサノピア小ホールにて「宇佐市戦没者追悼式」が行われました。

式では、遺族の方々や関係者約70名が参列し、先の大戦で亡くなられた戦没者への黙とうと献花が行われた後、追悼吟が捧げられました。

市長は、「本日ここに戦没者のご遺族、ならびにご来賓の皆様方のご参列のもと『令和5年度 宇佐市戦没者追悼式』を挙行するにあたり、宇佐市民を代表して謹んで哀悼の意を捧げます。数多の尊い命が失われた先の大戦が終わりを告げてから、78年もの歳月が過ぎ去りました。故郷の安泰を願い、戦火の犠牲になられた方々、心ならず遠い異境の地で帰らぬ人となられた方々のご心情とご無念を思うと、深い悲しみが胸に迫ってまいります。ここに改めて、戦没者の皆様方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、かけがえのない家族を失い癒えることのない悲しみを胸に、今日に至るまで長く苦しい日々を過ごしながらも、地域社会発展のためにご尽力されたご遺族の皆様方に対し、深く敬意と感謝の意を表します。言うまでもなく、今日における平和と繁栄は、戦没者の皆様方の尊い犠牲の上に成り立っております。改めまして、私たちは二度とあの悲劇が繰り返されることのないよう不断の努力を重ねるとともに、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に継承していかなければならなりません。終わりに、御霊の安らかなることをご祈念申し上げますとともに、ご遺族をはじめ、ご参列の皆様方のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。」とあいさつしました。