地産地消等優良活動表彰（食品産業部門）大臣官房長賞受賞報告（令和4年1月24日）

1月24日（月曜日）、宇佐市役所3階第1応接室にて、地産地消等優良活動表彰（食品部門）大臣官房長賞受賞報告会が行われました。「地産地消優良活動表彰」とは、全国各地の団体や企業による創意工夫のある地産地消などの優れた取り組みを表彰するものです。今年度は、全国応募総数93件のうち、7件が優れた取り組みとして表彰されました。

スターフーズ株式会社は、地元農家や大分大学と連携し確立したパン用小麦品種ミナミノカオリの生産技術や全量契約取引の実施、独自作付け奨励金制度により市内の作付け規模が大幅に拡大したことや学校給食にアレルギー対応のパンを納入などの取組が大いに評価され、農林水産省の大臣官房長賞を受賞されました。

市長は「岩井社長がご苦労されて、パンに使える国産小麦を何とかしたいという熱い思いとその情熱、突破していこうとする行動力と信念が今日花開いたのではないかなと思います。

ミナミノカオリという品種をまず大学と開発し広げようということで、地元農家のみなさんが一緒になって協力して、作付面積を拡大させて、そして採れたものをしっかり商品化していくというのが地産地消の一つのモデルケースになったと思います。

またさらに、子供さんが一緒になって植えて、刈り取る。そしてその小麦でアレルギー用の丸いパンができ、給食で出てくるという流れが素晴らしいです。単にひとつのビジネスとして地産地消があるんではなく、次世代に向けて子どもさん向けに、地元のすばらしさを広げ、郷土愛を育むところまでこの取り組みが広がっています。今後も地産地消の牽引者として引っ張っていってください」とお祝いの言葉を述べました。