災害対策用プライベートルーム寄贈式（令和2年7月2日）

7月2日（木曜日）、宇佐市役所1階多目的ホールにて、株式会社ナカノ災害対策用プライベートルーム寄贈式が行われました。寄贈式へは株式会社ナカノ代表取締役中野博様と宇佐営業所小仲初男所長が出席されました。中津を拠点に地域に根差した事業展開を行っている株式会社ナカノ様は、宇佐市に営業所を設けられている関係で5年前にもドライブレコーダー10台を寄贈していただいています。本年は65周年を迎え、地域や行政へのお返しとして、頻発する災害等で避難所で過ごす市民のみなさまへの対応として、災害対策用プライベートルーム2張を寄贈いただきました。

市長は「平素から本市の防災行政に深いご理解とご協力をいただいておりますこと感謝申し上げます。災害が起きると避難所を開設ということになりますが、今年は新型コロナウイルス感染症対策にも配慮しないといけない状況です。熱があったり、体調が悪いといった方は隔離し3密を防ぎながら対応する必要がありますが、施設によっては安全を確保することが難しい状況にあります。そうした中で、今回プライベートルームをご寄付頂いたことは大変ありがたいです。今後とも専門的な見地からご指導ご協力をお願いします。」とお礼の言葉を述べました。

代表取締役中野博様は「本日はこのような場を用意していただきありがとうございます。中津市においても頻繁に災害が起きています。その際いつもは機材を送っていますが、今年はコロナのこともあり、避難した方の待機場所や避ける場所が必要だと感じ、プライベートルームの用意となりました。営業所や事業所、自治区の全部で10か所に2張ずつ送らせていただきます。災害時の備えがあるという啓蒙運動となればいいなと思っています。」と経緯をご説明されました。