新型コロナウイルス抗原検査簡易キットの贈呈式（令和3年2月9日）

2月9日（火曜日）、特別養護老人ホーム宇水園で新型コロナウイルス抗原検査簡易キットの贈呈式が行われ、市長から石田敦子理事長に検査キットが手渡されました。今回の贈呈は、アドテック株式会社が開発した新型コロナウイルス抗原検査簡易キットが薬事承認されたことを受けて、市が同社から購入したものを高齢者施設等に配布し、施設の従事者に症状が出た際、直ちに検査を行い、集団感染を防ぐことができるかを実証実験するものです。

市長は、「特別養護老人ホーム宇水園のみなさんにおかれましては、日頃より福祉の発展にご尽力いただきまして感謝を申し上げます。また、本日はアドテック株式会社が開発した新型コロナウイルス抗原検査簡易キットの実証実験を呼びかけましたところ、快くお引き受けいただきまして誠にありがとうございます。現在、一番の喫緊の課題は新型コロナウイルス感染症をいかに早く収束させるかということでありますが、市内では市民のみなさま一人一人が感染予防対策にしっかり取り組んでいただいており、また、事業所のみなさまも細心の注意を払いながらお仕事に従事されているおかげで抑止が効いている状態です。しかしながら、全国を見てみますと多くの老人介護施設等でクラスターが発生している状況です。中身を見ると感染者の早期発見ができていないことが原因であります。今回の検査キットは集団感染が起こらないよう感染者の早期発見に役立つものと考えていますので、有効に活用いただきたいと思います」とあいさつしました。