市長コラム「宇佐の中等教育 その2」(令和4年3月号)

更新日:2022年02月24日

宇佐の中等教育 その2

新庁舎完成式典での宇佐高校書道部による書道パフォーマンス

新庁舎完成式典での宇佐高校書道部による書道パフォーマンス

今月は旧四日市高校です。明治32年(1899年)高等女学校令が制定されると、宇佐でも女子教育の機運が高まります。明治43年(1910年)、郡長の江森栄太郎は郡内一円から募集した寄付金を元手に、翌年、私立宇佐実践科高等女学院を西別院総会所に開設します。宇佐の女子教育の幕明けです。

 さらに翌年、宇佐郡実科高等女学校となり桜ヶ丘に移転、陣屋門が校門となります。そして大正12年(1923年)、念願の大分県立四日市高等女学校に昇格します。この年の入試では定員の倍近い志願を数えるなど、人気を博します。

 戦後は男女共学の四日市高校となり、旧宇佐高校とともに進学校として人財を輩出します。しかし、少子高齢化などによる高校再編の波が押し寄せ、平成18年、両校は統合。翌4月から新宇佐高校としてスタートしました。

 新宇佐高校は旧宇佐高校と旧四日市高校のDNAをしっかりと引き継ぎ、大学などへの進学はもとより、体育系では相撲部、ウエイトリフティング部、野球部、弓道部、文化系では放送部、書道部、吹奏楽部など文武両道に秀でた活躍を見せています。特に書道部の皆さんには、新庁舎完成式典で力強い書道パフォーマンスをご披露いただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。次回へ。
 

この記事に関するお問い合わせ先

秘書広報課 広報広聴係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階

電話番号:0978-27-8106
ファックス:0978-32-1138

メールフォームによるお問い合わせ

ページに関する評価
このページは参考になりましたか?
このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?