企画展 掩体壕は静かに語る ‐80年目とこれから‐ を開催します

掩体壕は、戦時下において戦闘機等を格納するためにつくられたものです。かつて宇佐海軍航空隊が柳ヶ浦に基地を置き、城井や畑田付近には数多くの掩体壕が築造されました。現在でも11基もの掩体壕がその姿を残しており、なかには城井1号掩体壕のように史跡として保存・整備されているものもあります。
一方で、北海道から沖縄、果てには海外にまで広く所在する掩体壕のなかには、開発で既に消失してしまったもの、内部に道路が通されたもの、公園の遊具としての役割を併せ持つもの等、多種多様な状況の中にあります。
終戦から80年目を数える本年、宇佐市も含め日本各地にのこる掩体壕の現在の写真やそれを基に作成した3Dモデル、築造時の図面、米軍による記録や発掘調査時の記録を展示・公開します。
全国の掩体壕と宇佐にのこる掩体壕とを比較し掩体壕とはどういうものかを知るとともに、80年目を迎えた掩体壕の「これまで」、そして平和の大切さを伝える戦争遺構としての「これから」について考える機会となることを願います。
戦後80年企画展 「掩体壕は静かに語る ー80年目とこれからー」チラシ (PDFファイル: 14.7MB)

掩体壕の改造箇所がわかる図面(宇佐市所蔵)
城井1号掩体壕(宇佐市城井地区)
展示期間
2025年9月5日(金曜日)~2025年10月5日(日曜日)
展示場所
場所:宇佐市民図書館 2階 渡綱ギャラリー
開館時間・休館日
10:00~18:00(日曜日は17:00まで)
休館日:月曜日(月曜日祝日は開館(翌火曜日・水曜日休館))、毎月最終木曜日
スタンプラリー 「おおいたであつめよう平和のかけら」スタンプ設置場所
この記事に関するお問い合わせ先
社会教育課 文化財係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階
電話番号:0978-27-8199
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更新日:2025年08月15日