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特攻隊員の遺品が寄贈されました

印刷用ページを表示する 2014年4月14日更新

宇佐市にゆかりのある特攻隊員の遺品が寄贈されました

昭和20年に、特攻隊員として亡くなった、中根久喜(なかねひさよし)中尉の遺品一式が宇佐市に寄贈されました。

 中根中尉は、特攻専門の部隊である第721海軍航空隊(通称:神雷部隊)の隊員として、昭和20年の2月から3月にかけて宇佐で訓練し、人間爆弾「桜花」(おうか)に乗って宇佐から出撃する予定でした。
しかし、3月18日の宇佐への初空襲により出撃が中止となり、4月14日に零戦に乗り、鹿屋基地から出撃しました。
 今回、ご遺族のもとに残された遺品、全150点を寄贈していただけることとなりました。遺書や遺影、日の丸に書かれた寄せ書き、手紙とそれらを納めた遺品箱など、貴重な資料を目録とともに、是永市長が受け取りました。
 今後、手紙の内容などを調査し、展示を行う予定です。
展示場所や日程については、詳細が分かり次第ホームページなどでお知らせします。

目録を受け取る是永市長遺品を囲む寄贈者、市長、教育長記念撮影

目録を受け取る是永市長

遺品について説明する村岡哲明氏と村岡宏章氏

遺品の数々

第721海軍航空隊(神雷部隊)とは

 中根中尉が所属した、第721海軍航空隊は、人間爆弾「桜花」を主な攻撃兵器として使用する特攻専門の部隊で、昭和19年に結成されました。
第721海軍航空隊は、通称神雷(じんらい)部隊と呼ばれており、「桜花」とそれを搭載する「一式陸上攻撃機」、護衛の「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」で構成されていました。
末期には、「桜花」による攻撃に加えて、爆弾を搭載した「零戦」による特攻も行われました。最終的には、神雷部隊全体で829名の方がなくなっています。
小説『永遠の0』で、主人公の宮部久蔵が特攻隊として出撃するのもこの部隊です。
 昭和20年3月18日に、宇佐から第1回の攻撃が行われる予定でしたが、米軍の空襲により出撃が中止となりました。
神雷部隊については、宇佐市平和資料館で解説コーナーを設置しています。また、出撃中止となった3月18日の空襲の様子も、平和資料館で上映しています。
平和資料館に展示の桜花10分の1模型宇佐神宮を参拝した桜花第3分隊攻撃を受ける一式陸上攻撃機

宇佐市平和資料館に展示中の「桜花」模型
(10分の1)

出撃前に宇佐神宮を参拝した桜花第3分隊
(前列左端に座っているのが中根中尉)

米軍機の攻撃を受ける「一式陸上攻撃機」
(昭和20年3月18日)


市では、写真や手紙、軍服などの戦争に関係する資料を収集しています。詳しくは、下記のリンクをご覧ください。