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平成21年4月24日市長就任式訓示

印刷用ページを表示する 2009年4月24日更新

市長就任式訓示(平成21年4月24日)

 市長就任式訓示 

 皆さんおはようございます。新しく市長となりました是永修治です。よろしくお願いいたします。

 さて、私は今回の選挙にあたり、閉塞感漂う宇佐市を活性化すること、しがらみを断ち切り、市民中心の市政を取り戻すこと、「宇佐市を変える」ことを最も重要な項目として掲げてまいりました。具体的政策として、宇佐・安心院・院内の均衡ある発展、基礎的なインフラ整備、地場産業の振興など夢と希望の10のマニフェストを、また、すぐやる5つのマニフェストとして、市長・副市長・教育長の退職金の半減、冷え切った地域経済の立て直し、乳幼児医療費無料化の拡大、支所長への予算権限付与を訴えてまいりました。

 これらのマニフェストは私が多くの市民の方々と直接話し合うなかで集約されたものであり、現在の宇佐市の市民の声を反映したものであります。何よりも宇佐市を変えて欲しいという圧倒的な声が、今回の選挙結果に表れました。この選挙の結果によって、宇佐市は大きな政治的転換が行われることを、職員の皆さんは肝に銘じていただきたいと思います。
 これからの政策は、私が掲げたマニフェストに沿って実施されることとなります。今日からそのような気持ちで、これまでの行政のあり方を見直してください。漫然と前例を踏襲することなく、私の政策に沿った方向に宇佐市を改革・再生していただきたい。改革・再生にはいわゆる抵抗勢力がつきものですが、しがらみを断ちきり、勇気をもって取り組んでいただきたいと思います。

 これからの市政を進めていくにあたり、職員の皆さんに3つのことをお願いします。かしら文字を取って3つのAとなります。1つ目のAは「挨拶」です。言うまでもなく、市役所はサービス業です。サービス業のキーポイントはお客様を大事にするということです。サービスの基本は挨拶です。窓口で、現場で、庁内や街角で気持ちのよい挨拶をしましょう。「オアシス」と呼ばれる「おはようございます」「ありがとうございます」「しつれいします」「すみません」は挨拶運動の第1歩です。感謝と思いやりの心をこめた挨拶を心がけましょう。

 2つ目のAは「当たり前のことをキチンとやる」ということです。当たり前のこととは公務員としての基本です。皆さんは全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではありません。すべての職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、かつ、職務の遂行に当たっては、全力をあげてこれに専念しなければなりません。また、地方自治体の存立目的は、住民福祉の増進であり、その目的を推進するにあたっては、最小の経費で最大の効果を挙げること、つまりコスト意識を持って事務事業を執行することとされています。以上のことは、基本中の基本であり、新採用職員でも知っている当たり前のことであります。ところが、この当たり前のことがキチンとできていない、無駄が多い、職員の態度が悪い、不祥事も多い、というのが多くの市民の声であります。職員の皆さんは、市民の声を謙虚に受け止め、原理原則に立ち返って職務に専念していただきたいと思います。

 3つ目のAは、「足とアイデア」であります。足とは現場主義のことです。市民の声に応え、快適で住みよいまちを作ることは自治体として当たり前のことです。そのためには、まず現場がどうなっているのか、十分に把握していることが重要であります。自分の担当部署については、自分以上に知っている者はいないというくらいになって、その責任を果たしてください。たとえば、道路を担当している人であれば、悪い生活道路はどこか、それはいつごろ改修する予定なのか、福祉の関係であれば、一人暮らしの家はどこで最近の身体の調子はどうかなど、きめ細かく実情を把握する努力が必要です。
 現場がわかれば市民の声がわかります。農業者の声、中小零細企業者の声、高齢者の声、子育て中のお母さんの声、周辺地域の声、いろいろな市民の声がわかります。その声に応えていくにはどうすればよいかを考える、つまりアイデアをだすことが重要です。金がない、金がないで何もしないことが最も悪いことです。金は有限ですが、知恵は無限です。市民の声の中には、すぐ対応できないケース、国や県にお願いしなければならないケース、いろいろなケースがあろうかと思いますが、説明責任を果たしながら、「公正・公平・公開、コンプライアンス」の原則に沿って、適切に対処していただきたいと思います。

 現在の地方自治体は既に競争の時代に入っています。居眠り自治体やぬるま湯自治体はどんどん脱落していきます。どうしたら宇佐市が活性化するのか、市民中心の市政になるのか、皆さんの知恵とやる気と勇気の発揮を望みます。市役所が変われば宇佐市が変わります。「挨拶」「当たり前のことをキチンとやる」「足とアイデア」の3つのA「トリプルA運動」を行いながら、まず市役所自身から変えていきましょう。私は、人生をかけて、全身全霊、全力で宇佐市を活性化し、市民中心の市政を実現していく覚悟であります。どうか職員の皆さん方には、宇佐市発展のため、宇佐市民のために最善を尽くされるよう切にお願いして、私の訓示とします。