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宇佐海軍航空隊

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年5月31日更新

掩体壕

宇佐海軍航空隊年表

昭和14年
10月1日

宇佐海軍航空隊が練習用航空隊として開隊される
昭和16年
12月8日
太平洋戦争開始
昭和20年
1月初旬
有蓋掩体壕づくり開始
2月11日宮崎より神雷部隊(人間爆弾「桜花」による特攻隊)が移動してくる
3月1日宇佐海軍航空隊が作戦部隊となる
3月18日宇佐海軍航空隊が最初の空襲を受ける
4月19日出撃前の野村茂上飛曹が長洲国民学校のピアノで「トロイメライ」を演奏
4月21日空襲により航空隊は壊滅的被害を受ける
8月6日広島に原子爆弾が投下される
8月8日空襲により航空隊周辺地区が被害を受ける
8月9日長崎に原子爆弾が投下される
8月15日終戦

 宇佐海軍航空隊は昭和14(1939)年10月1日、艦上攻撃機と艦上爆撃機の練習航空隊としてつくられました。柳ヶ浦地区を中心とした基地は東西1.2km、南北1.3kmで、約184haほどの広さがあり、800名の隊員が所属していました。隊員たちは航空母艦での勤務に備え、宇佐で訓練を重ねました。当時、艦上爆撃機の爆撃訓練に使われたコンクリート製の的が現在も宇佐市宮熊の沖に残っています。
 戦況が悪化してくると、宇佐海軍航空隊は特別攻撃隊の基地となりました。昭和20(1945)年には、米軍の空襲をうけるようになり、同年4月21日の空襲では航空隊関係者だけでも320人が犠牲になっています。また、宇佐からは105機が特攻出撃し、そのうちの82機、154人が戦死しています。
 昭和20年8月15日に終戦を迎えると、約6,000名の隊員を抱えた宇佐海軍航空隊もその幕を閉じました。その後、幅80m、長さ1,800mの滑走路をはじめとした航空隊の設備の多くは取り除かれ、田畑に戻されましたが、掩体壕や滑走路跡、落下傘整備所などの遺構から宇佐海軍航空隊の姿をうかがい知ることができます。

掩体壕 

 掩体壕とは軍用機を敵の空襲から守るための施設です。コンクリート製の屋根がある有蓋掩体壕は、現在10基残っています。9基はゼロ戦や艦上爆撃機、艦上攻撃機用の小型掩体壕で、この中の城井一号掩体壕は史跡公園として保存されています。このほか、一式陸上攻撃機などの中型機を入れた中型掩体壕が1基残っていますが、高さ9m、幅43m、奥行23mという大きさは日本で最大の掩体壕であるといっても過言ではありません。

人間爆弾「桜花」と零戦

 「桜花」は1,200キロの爆弾を木製の翼につけた一人乗りの特攻用兵器です。一式陸上攻撃機に吊るされて移動し、敵艦の前で切り離されて体当たり攻撃をすることを目的としていました。「桜花」にはエンジンやプロペラはなく、グライダーのように降下するのですが、その際対空砲火で撃ち落とされないようにロケット推進で加速して体当たりを行うというまさに特攻のための兵器でした。
 「桜花」出撃の際に護衛としてついて行ったのが、「永遠の0」で描かれた神雷部隊の零戦です。当初、護衛を任務としていた零戦ですが、最後には500キロの爆弾を積んで特攻出撃していくこととなりました。宇佐市平和資料館にはこの零戦の実物大模型が展示されています。

宇佐海軍航空隊関連事業

日時内容
平成25年6月29日宇佐市平和資料館開館
平成26年5月10日第10回宇佐市平和ウォーク開催
平成26年7月27日あじむ映画鑑賞会「永遠の0」上映会
平成26年8月16日宇佐海軍航空隊戦跡をめぐるバスツアー
平成26年11月15日第16回横光利一俳句大会
平成26年11月30日

演劇「トロイメライ」上演

平成27年2月14日宇佐海軍航空隊跡地での番組撮影

平成27年3月

「宇佐学マンガシリーズ4」刊行
平成27年3月14日~5月10日宇佐海軍航空隊資料展示・空襲映像ビデオ放映

平成27年3月15日

「宇佐学マンガシリーズ4」出版記念フォーラム

 関連リンク

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